メンテナンス

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こんにちは。ビジュアル系ガラス作家の高木基栄です。

 

久々の投稿です。
いろいろ考え事してたり、制作や展示に追われていたらあっという間に7月!もうすぐ夏ですね。

吹きガラスで作品制作をしている身としては夏なんて来なければいいのに。。。
と毎年思いますが、ガラスにとっては1年で一番需要のある季節なので夏が来ないのも困ります。
(とはいえボクの作品は涼しげな素材感はないので季節はあまり関係ないのですが^^; )

 

いつも通り吹きガラスの作業の準備をしているとふと目に入ったのが道具箱の奥に潜む、茶色い道具。。。

吹きガラスは高温のガラスを扱うためにほとんどの道具はステンレスや鉄などの金属製。
もう夏はこれでもか!というくらい汗をかきながら作業をするのですが、たくさん汗をかく時期は道具のサビに悩まされる時期でもあります。

 

ほっとくと道具はこんなカンジにサビちゃう。。。

 

あまり使用頻度が多くない道具なんかはもうサビでまっ茶色。
手で触っただけで手が茶色くなります。

昔、持ち手の部分はスプレーで塗装したら若干サビにくくなるんじゃない?? と思い黒く塗った部分も問答無用でサビてます。。。

 

ほったらかしにしてゴメンよダイアモンドシェアー。。。

 

中学生の頃、美術部に入っていたのですが、いろんな色の混ざったまま乾いたパレットを見た、当時の美術の先生に「キレイなパレットの上にキレイな絵の具を出さないとキレイな色が塗れるわけないじゃない!」と怒られたことを思い出しました。。。(;-;)

ガラスも然りですね。キレイな道具じゃないとキレイな作品が作れるわけないや。。。

 

 

というわけで中学生に先生に怒られたことを思い出しながら、久しぶりに道具のメンテナンスということで道具にガッツリついてしまったサビを紙ヤスリでひたすら磨いて落としていきます。

今回はピカピカに磨くのではなく、あくまでサビを落とすことが目的なので番手は♯120番の比較的粗めの紙ヤスリを使っていきます。
(※目の細かいの紙ヤスリで磨いたらさらにピカピカになるかもしれませんが、あまり目が細かすぎると落としたサビですぐに目詰まりしてしまうのであんまり細かいものを使う必要はないと思います。)

 

 

 

20分ほどシャカシャカ磨いて鉄の地肌が出てきてキレイな状態に(*^^*)

せっかくキレイに磨きましたが、これと同じ種類のもので今常用しているものがあるので、キレイになったこの子には予備としてしばらく眠ってもらいます。
またサビてしまわないように表面に油を塗ってコーティングし、新聞紙に包んでしまっておきます♨️

 

 

メンテ大事!!

というわけで道具のサビも取れてちょっとだけスッキリ◎
明日からまた制作に励みます。

年末の大掃除と一緒でサビ取りも一気にやると大変。。。
道具のメンテナンスも定期的にやったほうが作業量も少なくていいですね。
道具箱にはまだサビた道具がいろいろ。。。

制作の合間をぬって他の道具のサビも取っていきます!

おしまいっ



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