オリジナルTシャツ完成◎

Tシャツ その他

こんにちは。ビジュアル系ガラス作家の高木基栄です。

 

バンドTシャツに憧れて 【画像多め】
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); こんにちは。ビジュアル系ガラス作家の高木基栄です。 突然ですが、バンドTシャツっていいですよね 

先日印刷用の版を作り、Tシャツも手元に届いたのでいよいよオリジナルTシャツの印刷作業へ!

前回に引き続き、今回も金沢湯涌創作の森におじゃまして制作してきました◎

 

 

今回用意したもの

 

[su_row][su_column size=”1/2″][/su_column] [su_column size=”1/2″]・先日制作したシルクスクリーン用の版

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[su_row][su_column size=”1/2″]インク[/su_column] [su_column size=”1/2″]

・顔料(今回は黒を用意)画像一番左

・インク(今回は銀色のラメみたいなのが入ったものと白を使用。)画像右2つ

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・好きな色のTシャツ(今回は6色×2枚の計12枚)

 

 

印刷工程紹介

①インクに顔料を混ぜる

今回はモチーフにした自作に倣って金属光沢っぽい黒を使用したかったので、銀色のインクに黒い顔料を混ぜ混んで色を作るところから始めます。

↓こんなカンジの黒を目指して色を作ります。

高木基栄 ガラス作品

 

 

[su_row][su_column size=”1/3″]インク2[/su_column] [su_column size=”1/3″]インク3[/su_column] [su_column size=”1/3″]インク4[/su_column] [/su_row]

顔料をムラにならないようしっかりと混ぜます。

硬さは水あめくらいでかなり手が疲れますが色ムラを防ぐためにここは頑張ってしっかりと混ぜます。

 

②Tシャツに版をセットする

Tシャツ

キレイに擦れるようにTシャツの中には木の板を入れて平らにします。

※ここで段差だったりシワができるとキレイに模様を刷れないのできちんと平らにしておく。

画像ではインクも乗せちゃってますが、Tシャツの上に版を乗せたら版が動かないように重りで版を固定します。

人手がある場合はもう一人の人にしっかりと押さえてもらってもいいです◎

 

 

③スキージを使って刷る

Tシャツ2

スキージ(ゴムでできたヘラみたいなもの)でインクを運びます。

スキージは45°の角度でサッと一息に。

インクが薄いとせっかくの模様も薄くなってしまうので、今回は3回インクを刷ってます。

 

インクを乗せたら重りを外して、一息で版を外します。

ここでだらだら版をどけたりなんかすると不必要な部分にインクがついてTシャツの汚れになっちゃうので手早く。

 

 

④ドライヤーで乾燥させる

インクを乗せ終わったTシャツは、穴の空いたダンボールを置いてそこにドライヤーを差し込み、温風が逃げないようにして乾かします。

この作業を数分するだけでTシャツを重ねたりしても大丈夫◎

※インクの表面は乾きますが中は乾ききっていないので注意。このあとTシャツは家に持ち帰ってハンガーで吊るして乾かしました。

 

⑤完成

[su_row][su_column size=”1/2″]Tシャツ完成[/su_column]

[su_column size=”1/2″]Tシャツデータ[/su_column] [/su_row]

左→今回刷ったTシャツ

右→版を作るときに作ったデータ

ちゃんとデータ通りにできていて、思いの外うまいこといきました(*^^*)

本当はこのTシャツ、版の目地が銀のラメが詰まって上手く黒が乗らずに擦れ気味だったので、軽く乾かした後にわざとずらして白を乗せたんですが、意外とコッチがお気に入りです。

 

 

⑥まとめ

なかなか初めてのオリジナルTシャツ制作にしては思った通りにできたかなと自己満足しております◎

今回使った銀のインクのラメっぽいのが版の目に詰まりやすいので気をつけないといけませんでしたが、その失敗のおかげで二色刷りもできたし。。。

 

 

今回かかった費用は銀のインクがラメっぽいものが入っていてちょっと高くて4200円/1kg(普通の白いインクは1260円/1kg)

黒い顔料が200円/100g、工房利用料が720円、その他消耗品360円+Tシャツ代が540円 だったので、1枚当たり約1100円でできました

 

インクは1kgからしか購入できなかったので今回インク代がかさみましたが、今回12枚刷った程度では全然減ってないのでまだまだ刷れます。

次回からはTシャツ代と工房使用料だけでTシャツができるし、作業場所を確保できれば工房をレンタルする必要もないので本当にTシャツ代のみ!

 

 

※参考までに今回ボクが買ったTシャツはこれ↓

安い割に厚みもちゃんとあってよかったです(*^^*)

 

いずれTシャツを刷り足せば、毎日色違いのTシャツ版サーティーワンアイスクリームみたいなこともできそうだし、寒くなったらロンTとか、生地が厚くなるけどパーカーとかいろいろ遊べそう!!

 

 

やっと自分だけのTシャツができたので、これからはこれをユニフォームにしていつもよりも気分良く制作できそうです(^^)

 

おしまいっ

 

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