こんにちは。ビジュアル系ガラス作家の高木基栄です。
もっと自信を持った方が良いよ。
学生の頃、先生によ〜く言われた言葉。みなさんも一度は言われたことないですか??
先日、友人と話していて、ふと思った
「自信ってどうやって持つんだ??」
っていう疑問。 Amazonで探しても売ってない。
なんだかんだ求められるものだと思う。
どんな分野の人でも というか何をするにも当てはまる事だと思いますが、仕事にしても恋愛にしても、自分のこと・自分のしてることを人に見せる時って自信がないと信用してもらいにくい。
頭でわかってはいたけれど、学生の頃は
「だって無いもんは無いんだし、しょうがなくない??」
くらいに思ってた。
しかもボクのように作品を作って、それを発表するようなことをしてる人間が自信なさげに作品出してたら、人はそれを見てどう思うか。
味に自信なさげなラーメン屋にはたぶん誰も入らないし、自分もたぶん入らない。
それはいやだ。
何としても行列のできる味自慢のラーメン屋にならねば。
学生時代から比べていくらかの自信はついたものの、やっぱり不安なボクにとっては、いかに作品を作り出すか という事と同じくらい いかに自信を持つか ということが大切だし目下の課題でもあります。
なんとなく貯金と同じでいくらあっても足りないって思う気もするけど、やっぱり欲しいものはほしいもん。
実は持つものじゃなくて作るものじゃない??
いろいろ考えて行き着いた考えが「自信は作るもの」
明日から急に自信が持てるわけなんて絶対にない。
自信は成功体験の積み重ね なんてよく聞くけど、これも結局作ってない?作ったものを積み重ねるんじゃない??ていうか積み重ねる行為がそもそも作るってことじゃない???
人間生まれた時は何もない。
で、みんなそれぞれの環境で育っていくわけですが、その育っていく過程の中で何かしら好きなものとか得意なこととか、何かしらその人なりの特徴ができてくるはず。
足が速いとか、絵が上手いとか、車にめっちゃ詳しいとか、生まれつきイケメンとか。
ちなみにボクの幼少期の頃の得意だったことは新聞に入っているチラシを細く巻いてセロハンテープでとめた棒(当時の通称 細剣:ほそけん)が異様に上手くできたこと。
チラシによってそれぞれ違う紙質を見極め、いかに細く、硬い細剣を作ることに心血を注いでました。
家で作って出来のいいものは家の階段の隅っこに立てかけて保存。
幼稚園では友達に頼まれて作っては寄贈。 とひたすら細剣を作る日々。
ストックも家にめちゃめちゃ沢山あって、今思えばもう刀匠でした。細剣の刀匠(笑)
あまりにみんなの分を一手に引き受けて作っていたために、幼稚園では細剣の神様などと呼ばれていたのもいい思い出。
今思えば自分の人生で一番初めに自信を持ったのは細剣作りだったのかもしれません。ものを作る楽しみを知ったのも細剣きっかけかも。
この歳になるまで細剣の刀匠としての腕は一度も役に立ったことはないです。
そんな細剣作りで指先を動かしながら、この手で触る対象はチラシから油粘土、ブロックと変化していって今はガラス。
三つ子の魂百まで じゃないですが、性格や触ってるものは変われど、何かしら手を動かすことが好きということは変わってないです。
直接関係はないけれど回り回って変化していくもの
ドラクエで例えるとしたら、幼少期はレベル1。装備もひのきのぼうとぬののふく です。
当然ひのきのぼうとぬののふくでは魔王なんて倒せるわけもなく、フィールド(社会)に出てもスライムが5、6匹同時に出てきただけで悪戦苦闘します。
ただ、フィールドでの戦闘に役に立つ武器が手元になかったとしても関係ないところ、例えば圧倒的にカジノが強い才が生まれつきあったとしたらどうでしょう。
カジノで勝ち続け、コインが大量に貯まったらメタルキングの剣が手に入ります。もういきなり最強装備◎
いきなり最弱から最強の武器へ!
武器が強くなればレベルは1のままでもある程度の敵は倒せます。
いくらか敵を倒せば当然のようにレベルが上がります。
そんなカンジで関係なかったはずの得意分野が実は最強の武器を手に入れるきっかけになるのかも。
まあ、あくまで例えなので、いきなり最強装備とはならないですけどね。
でも戦闘には関係ないカジノでコインという自信を積み重ねて、戦闘の要になる武器に交換する っていうのは割と思い当たることがあるよな〜なんて思います。
そんな自分は33歳になって今まで貯まったコインを交換したりして、武器ははがねのつるぎくらいの強さにはなったでしょうか。
大事なのは自分にとってのカジノをまずは見つけること。
そしたら武器が手に入る。そう思います。
なかなかカジノは見つからない。
けっこう探すの大変です。大人になると特に。
小さい頃っていろいろ褒めてもらえるので、それが嬉しくって続けていくうちに得意になっていって。。。と、褒めてもらうことがカジノへの道しるべになったりしますよね。
大人になると褒めてもらう機会なんてほぼ皆無。
「すご〜い!キミは◯◯が得意なフレンズなんだね!」
なんて毎日褒めてくれる、けものフレンズ的なペットがいるならすぐペットショップに走ります。
そんなのいないから実際は自分で自分を褒める。これが一番確実。
でも自己満足にならないようにさじ加減はいい塩梅で。そこは作品と一緒。
あ、でも良いところも悪いところも正直に言ってくれる価値観を信頼できる仲間がいたらその仲間と話すっていうのもアリですね◎
幸いなことに信頼できる作家仲間がいるので、その仲間と一緒に自信につながる武器を鍛えていこうと思います。
年々、武器がグレードアップすると良いよね。
あと自分だけでそれができたらもっとイイ。
「より自信つけるのにこれもイイからやってみ?」っていうオススメだったり、
「高木イイね!」なんてお褒めの言葉があったらぜひ!
いつでも募集しておりますm(_ _)m
おしまいっ
コメント